2023年3月18日 土曜日
Six Nations 最終節
Saint-Denis Stade de France 収容客数81,388人(テレビ観戦)
41 - 28 France勝利
半年後の自国開催W杯で悲願の初優勝を狙うFranceはここまで3勝1敗。現時点ではSix Nations連覇の可能性を残して最終戦に臨む。世界最高クラスの技術とFW顔負けのフィジカルを誇るSHアントワーヌ・デュポンが攻守に躍動し、FBトマ・ラモスのキックで着実に得点を重ねる。かと思えば、アンストラクチャーの状態からBK・FWが一丸となってのカウンター攻撃も得意で、どんな相手からもトライを狙える。
Walesはここまで1勝3敗。名将ウォーレン・ガットランドHCが復帰して半年足らず。若手とベテランの融合を目指し、新戦力を試しながらチームは再建途上にある。どこまでFranceにせまれるか、敵地での腕試しとなる。しかし世界的SOダン・ビガーがリードするBKは展開力・決定力は十分あるので、FWがどれだけBKにボールを供給できるかが勝負となりそうだ。
先制はWales
逆転優勝に向けて、ボーナスポイントと得失点差が欲しいFranceだったが、先制したのはWales。果敢な攻めからベテランCTBジョージ・ノースが先制トライを決めた。だがFranceの反撃も早く、直後にSOロマン・ヌタマックからSHアントワーヌ・デュポン、デュポンから右外のWTBダミアン・プノーにロングパスを通しトライ、同点に追いつく。続けて2PGを決めたFrance。33分には、SOロマン・ヌタマック、SHアントワーヌ・デュポン、FBトマ・ラモスらがボールを繋ぎ、最後は巨漢CTBジョナサン・ダンティが敵陣に飛び込みトライを決め、前半はFrance 20-7 とリードして折り返す。
後半開始直後、PRウイニ・アトニオが巨体を活かしてトライを決めると、その5分後、敵陣22m付近からのBK展開から最後はCTBガエル・フィクーが飛び込み連続トライ。その後粘るWalesに連続トライで失点するも、最後にWTBダミアン・プノーがダメ押しトライを決めて勝負を決した。試合の詳細はコチラ。
2023年4月1日土曜日からは J SPORTS で「ラグビーワールドカップ100選!」が放送・配信予定。
2023年9月9日土曜日からは J SPORTS で「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」が放送・配信予定。
2023年7月8日土曜日からはWOWOWで南半球4カ国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」が6試合放映予定。