2019年10月5日土曜日
予選プールC
東京スタジアム 観客数48,185人
39 - 10 England勝利
予選グループCは「死のグループ」
予選グループCには強豪が集まった。England・Los Pumas・Franceの3チームは決勝トーナメントの常連。3チームのうち決勝トーナメントに進めるのは2チームのみ。前回大会ベスト4のLos Pumasは初戦のFrance戦を僅差で競り負けており、もう負けられない。Engrandは前回大会自国開催にもかかわらず、予選プールで敗退、決勝トーナメントに進めない屈辱にまみれた。両チームともに絶対に負けられない一戦だった。
応援はEngland優位
サッカーの応援ではアルゼンチン代表の応援団は殺気を感じるほど熱狂的なイメージがあるが、ラグビーはとても紳士的。贔屓目かもしれないが、ラグビーファンはサッカーファンより上品なイメージがある。アルゼンチンからみれば日本は地球の真裏。地球上で地理的に一番遠い国となる。加えて世界有数のサッカー大国なので、サッカーに比べればラグビーはマイナースポーツなのかもしれない。ファンの数はEnglandが圧倒的に多い。十字軍のコスチュームを身にまとったり、国旗をモチーフにしたスーツでキメたり、鉢巻き姿や法被姿など、W杯の楽しみ方はEnglandの方が上級者感があつた。
先制したLos Pumasだったが…
先制したのはLos Pumas。PGで3点を先行した。だがその後は一貫してEngland優位の展開となる。特に前半Los PumasのLOトマス・ラバニーニが危険なタックルでレッドカードを受けて退場となってからは、一方的な展開となってしまい、Los Pumasは全く良いところ無く敗戦となった。試合の詳細はコチラ。
数的優位の時間が長かったとはいえ、この試合で南半球の絶対的優位のイメージは完全に払拭された。前週もWalesがWallabiesを撃破しており、ALL BLACKSが頭1つ抜けていて、4~5チームが後を追う構図が見えてきた。戦力は近年稀なほど拮抗している。これからの戦いがますます楽しみになってきた。
2023年4月1日土曜日からは J SPORTS で「ラグビーワールドカップ100選!」が放送・配信予定。
2023年9月9日土曜日からは J SPORTS で「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」が放送・配信予定。
2023年7月8日土曜日からは WOWOW で南半球4カ国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」が6試合放映予定。