2023年9月15日金曜日

ラグビーワールドカップ2023フランス大会予選プールA組

Toulouse Stade de Toulouse 収容客数33,150人

71 - 3 ALL BLACKS大会初勝利

オールブラックス

優勝候補としてのプライド

ヘッドコーチIan Fosterは、開幕戦(フランス戦)での敗戦から先発メンバーを9人変更し、Nepo Laulala、Sam Whitelock、Dalton Papali’i、Ardie Savea、Beauden Barrett、Anton Lienert-Brownが引き続き出場となる。

Sam Whitelockは、148試合目でRichie McCawと並び、オールブラックスでテストマッチ史上最多キャップ数を誇り、ワールドラグビーでの最多キャッププレーヤーとしては、Alun Wyn Jones(171キャップ)に次ぐプレーヤーである。

Damian McKenzieはオールブラックスとしてのテストマッチ43試合目にして、ラグビーワールドカップのデビューを飾る。RWC2019からは、スーパーラグビーシーズン中のアキレス腱の怪我が原因で離脱している。

どこまで食い下がるか

Alister Coetzee(ヘッドコーチ)は、前回のイタリア戦から先発メンバーを3人だけ交代した。Jason BenadeとPrince Gaosebをフォワード、Le Roux Malanをバックスで先発出場とする。

ラグビーワールドカップ2019で、ナミビアがニュージーランドと対戦した時のメンバーである、Johan Coetzee、Torsten van Jaarsveld、Tjiuee Uanivi、Johan Retief、Prince Gaoseb、Damian Stevens、JC Greyling、そしてキャプテンのJohan Deyselの8名全員が先発する。

イタリア戦でTiaan Swanepoelは、チーム最多となる2回のラインブレイクアシスト、1回のトライアシストを記録し、ナミビアの攻撃の大半を生成した。

イタリア戦でRichard Hardwickは、ナミビアで2番目に多いボールキャリー(16回)とディフェンス突破回数(8回)1位を記録し、攻撃に積極的だった。

Torsten van Jaarsveldは、2014年から2017年の間に、チーターズとしてスーパーラグビーに48試合出場しており、そのうち9戦はニュージーランドのフランチャイズチームとの試合となる。

Roux Malanはイタリア戦でベンチから出場し22分間プレーした。これが彼の今シーズン初舞台となった。彼は昨年、マドリードで行われたスペイン戦でデビューし、両試合でキャプテンのJohan Deyselとセンターで共に出場した。

ALL BLACKS大会初勝利

 史上最多4度目の優勝を目指すニュージーランドが、11トライの猛攻で今大会初勝利を挙げた。W杯初出場のSOダミアン・マッケンジーが、2トライと8本のコンバージョンキックでチーム最多28得点。開幕戦で開催国フランスに13―27で敗れた鬱憤を晴らすような大勝で、W杯通算50勝に到達した。

 マッケンジーは「本当につらい1週間だった」と、1次リーグで初めて喫した黒星の後を振り返った。自身は19年大会前に右膝前十字じん帯断裂の大けがを負い、W杯の舞台に立てなかった。今回、念願のW杯メンバーに入り10番を背負った。司令塔として11トライの猛攻を仕切った。「選手たちの努力を誇りに思うし、素晴らしいトライがたくさんうまれた」と胸を張った。

イアン・フォスター監督は「やるべきことをやり、試合を思い通りに支配できた。一歩前進した」と、開幕戦でのつまずきから修正、立ち直ったことを評価した。ただプロップのイーサン・デグルートがレッドカードで退場処分になった。「肩と肩がぶつかったと思うが、見てすぐレッドカードだと思った」と冷静な受け止め。複数試合の出場停止が見込まれるため、今後に影響が出そうだ。

投稿者

ラグビー好きの食いしん坊

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)