2023年9月21日木曜日

ラグビーワールドカップ2023フランス大会予選プールA組

Marseille Stade de Marseille 収容客数67,394人(テレビ観戦)

96 - 0 France勝利

フランス代表ラグビー協会のエンブレム

3連勝なるか

ヘッドコーチ Fabien Galthiéは、前回の試合でウルグアイを下した先発15人から13人を変更。残ったのはCameron Woki と Anthony Jelonchのみ。

RWC2023の開幕戦でオールブラックスを破ったメンバーのうち、バックスの5人を含む9人が先発に戻る。

Jonathan Dantyは、1トライを挙げたワラビーズ戦が行われた8月27日以来、初めてスタメンに返り咲く。Dantyは、代表戦24回目にしてラグビーワールドカップのデビューを飾る。

Damian Penaudは、現在5試合連続トライ記録を更新しており、自身のキャリアで最長記録となる。

今シーズンDamian Penaudは、フランス代表のトップスコアラーで9トライを挙げている。1995年に12トライを挙げたPhillipe Saint-André以来、フランス人選手として初めて1年で10トライを狙っている。

キャプテンとして19回目の代表戦に挑むAntoine Dupont は、チームを率いた母国での13試合すべてで負けなしである。キャプテンとして唯一の敗戦は、今年初めにダブリンで行われたアイルランド戦。

2023年におけるThomas Ramosの一試合の平均得点は17点であり、今シーズン一試合でペナルティキックを2本以上外したことはない。

初勝利を狙うナミビアだが…

ラグビーワールカップ2023のプール戦は、この日マルセイユで行われた一戦で、早くも3試合目に突入。プール戦3連勝を狙う開催国フランスが、ワールドカップ初勝利を目指すナミビアと対戦した。

試合が動いたのは開始6分。蹴り合いで優位に立ったフランスは、相手陣内でペナルティを獲得。これをラインアウトからモールで押し込む展開へとつなげ、敵陣ゴールライン前で、モールから抜け出したSH(スクラムハーフ)アントワーヌ・デュポンが逆サイドへキックパスを通すと、これを受けたWTB(ウィング)ダミアン・プノーがインゴールへ飛び込みトライを決める。

いいリズムで試合を進めるフランスは9分、敵陣22mライン付近でのスクラムから華麗なパスワーク見せ、最後はタッチライン際でのパス交換からCTB(センター)ジョナサン・ダンティがトライを決めると、FB(フルバック)トマ・ラマスがコンバージョンを決め、12-0とリードを広げる。

完全に試合の主導権を握ったフランスは18分、自陣からアタックを開始すると、タッチライン際の狭い局面で、テンポの良いパス交換を見せて相手守備ラインを突破。最後はFL(フランカー)シャルル・オリヴォンが独走状態でインゴールへ持ち込みトライ。

キックも決まり、試合は19-0とワンサイドゲームの様相を呈し始める。フランスは直後の21分にプノーが再びトライを奪い、この時点で早くもボーナスポイントを確定させる。

フランスのアタックが面白いように機能するなか、26分にもトライで加点し、33-0と大量のリードを築く。防戦一方のナミビアは30分前後に、相手ボールのスクラムをターンオーバーする展開から、フランス陣ゴールライン付近まで攻め込む場面を作るも、ジャッカルに阻まれチャンスを逸する。

結局、前半はその後も容赦なく攻め続けたフランスが3トライを加え、54-0とナミビアを圧倒してハーフタイムを迎える。なんとか反撃に転じたいナミビアは後半5分にターンオーバーからトライを奪ったかに見えたが、直前のタックルでペナルティを取られ、トライは無効に。

このプレーでナミビアにイエローカードが提示されたことで数的優位に立ったフランスは、直後の7分に途中出場のSHバティスト・クイユーがトライを決めると、その後、ナミビアのイエローカードはレッドカードにアップグレードされ、正に泣きっ面に蜂状態に。

その後もフランスのトライラッシュは続き、最終的に14トライを決めた開催国が96-0としたところでノーサイドを迎えた。フランスは1週の休みを挟み、次は現地10月6日のプール最終戦でイタリアと対戦する。

投稿者

ラグビー好きの食いしん坊

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