2019年11月2日 土曜日
決勝
横浜国際総合競技場 観客数70,103人
32 - 12 Springboks12年ぶり3回目の優勝
ついに決勝
9月20日から44日間の日程で始まったラグビーワールドカップ2019日本大会もいよいよ48試合目。ついにフィナーレを迎える。ALL BLACKSを撃破した勢いでEnglandが2度目の頂点に立つのか。それとも圧倒的なフィジカルで勝ち上がってきたSpringboksが押し切るのか。筆者はEngland優位と予想するが果たしてどういう結末が待っているのだろうか。
待ちきれず試合開始5時間前にはJR新横浜駅に到着。駅構内では巨大バナー決勝バージョンがお出迎え。レプリカジャージ姿のラグビーファンであちらこちらで撮影会。ファンの数はEngland優勢か。数も多いがコスチュームのバリエーションが多くとても目立つ。
試合開始は16時だったが12時開門と同時にスタジアムに入る。スタジアムには沢山のイベントブースがあって2時間くらいはあっと言う間に過ぎていく。
試合前のアップも終わりいよいよ試合開始。
試合開始早々のスクラムでEnglandのPRカイル・シンクラーが負傷退場。結果論になるがこれでEnglandのゲームプランが崩れた気がする。England優位と思っていたが、フィジカルで勝るSpringboksが終始優位に試合を進めて見事3度目の優勝を決めた。試合の詳細はコチラ。
開幕2日目にALL BLACKS vs. Springboks戦を観戦したときは、ALL BLACKSの3連覇を確信していた。その試合で敗れたSpringboksが優勝するとは全く想像してなかった。だがSpringboksは初戦のALL BLACKS戦以外は安定した試合で勝利していた。一方Englandは大会5試合目(1試合は台風の為中止)のALL BLACKS戦がピークで、この時は今大会最強チームだったかもしれないが、6試合目となるこの試合までピークを保てなかった。JAPANも予選リーグ4試合では素晴らしい戦いを見せたが、5試合目の準々決勝でSpringboksの前で力尽きた。優勝するには決勝を含めた7試合を全勝する必要がある。今回Springboksは6勝1敗で優勝したが過去8大会の優勝チームは全て全勝している。優勝には並外れたフィジカルと分厚い選手層が必要だ。あとは少しの運も。今大会Springboksはその全てを持っていたチームだった。終わってみれば必然の優勝だった。
ラグビーワールドカップ2019日本大会は本当に素晴らしいイベントだった。ありがとうJAPAN!おめでとうSpringboks!
2023年4月1日土曜日からは J SPORTS で「ラグビーワールドカップ100選!」が放送・配信予定。
2023年9月9日土曜日からは J SPORTS で「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」が放送・配信予定。
2023年7月8日土曜日からは WOWOW で南半球4カ国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」が6試合放映予定。